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品質管理

レビュー計画、テスト計画が計画通りに進んでいるか確認し、それに応じて調整、解決を行うプロセス


プロジェクトマネージャーは担当者の作業には直接関わりません。
リスクが大きい場合や特殊な監視が必要な場合は直接関わる場合がある。プロジェクトマネージャーですので、「~を指示した」という文面で論文を書く事に注意します。

プロジェクトマネージャーが行う品質管理の作業

①レビュー、テストの品質目標を設定
②結果と目標値の差分を確認
③品質目標値の許容範囲に実績値が収まらない場合に原因を分析
④原因に応じて「要員、体制」「スコープ」「納期」等を調整
⑤必要に応じて再レビュー、再テスト、実施方法を改善する

品質管理図

テスト工程では日々の不具合検出結果を件数にまとめ、信頼性成長曲線を描き品質状況を判断します。
この曲線をゴンベルツ曲線(ロジスティック曲線)と言います。
このラインより下回ってると追加試験が必要だという事が判断できます。

信頼性成長曲線に加えてテスト項目消化件数について、予定と実績を表した図が「工程品質管理図」です。
午前Ⅱの試験では、工程管理図からテスト工程の状況について選択するような問題が出ます。

原因分析

テストを実施した結果、品質が悪いと判断された場合、その原因を究明しアクションを起こさないといけません。
原因分析には、工程品質管理図を利用しますが、それ以外にQC7つ道具を利用する場合もあります。


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