Top > Python > ループ処理

細かい説明は要らないと思いますので、Pythonでの注意する点だけ記載します。

1.CやJavaではif文の条件の範囲を指定するのに、「{}(波括弧)」を記載していましたが、Pythonではインデントをつけているとグループとみなされます。
  ちなみにインデントは4文字との規約があります。
2.条件の後に「:(コロン)」をつけます。
3.while、forのループ終了後にelseをつけ、ループ終了後の処理を記載する事ができます。
  elseはループの条件で1度もループに入らなかった時の処理に役立ちます。
  breakでループを抜けた場合はelseには入りませんのでご注意を。

「while~else~」:条件が成り立つ間は永遠にループ

※ いい奴ですが、永久ループにはご注意を!!
以下は2つのwhileの例です。

value = 1
loop = 0

while True:

  kaisu = int(input("1mmの紙を何回折りますか?(0で終了)"))

  if kaisu > 10000:
    print( "天文学的数字です。。。" )
  elif kaisu == 0:
    break
  else:
    while loop < kaisu:
      value *= 2
      loop += 1
    else:
      print( "紙の厚さは" + str(value) + "mです!" )

「for~else~」:回数を制限してループ

※ 永久ループのリスクが少ない。
  仕事のシステムではこちらを使う方が間違いないです。

value = 1

kaisu = int(input("1からいくつまで足していきますか?(3なら1+0=1,1+1=2,2+2=4)"))
for loop in range(kaisu):
  value += loop
else:
  print( "答えは" + str(value) + "です!" )

「continue」:continueでfor文の先頭に戻します。

※ ループが偶数の場合は計算せずにパスします。

value = 1

kaisu = int(input("1からいくつまで足していきますか?(5なら1+1=2,2+3=5)"))
for loop in range(kaisu):
  if loop % 2 == 0:
    continue
  value += loop
else:
  print( "答えは" + str(value) + "です!" )

「range()」:回数を指定。開始数、終了数を指定。開始数、終了数、ステップ数を指定。

◆回数を指定。
loop = 0

for loop in range(5):
  print( str(loop), end="" )
  if loop != 4:
    print( " , ", end="" )
else:
  print( " ←5回ループ完了!" ) >>>
0 , 1 , 2 , 3 , 4 ←5回ループ完了!

◆開始数、終了数を指定
回数を指定すると、変数の初期値が必要ないので、こちらが定番。
for loop in range(0,5):
  print( str(loop), end="" )
  if loop != 4:
    print( " , ", end="" )
else:
  print( " ←0~4までループ完了!" ) >>>
0 , 1 , 2 , 3 , 4 ←0~4までループ完了!

◆開始数、終了数を指定
for loop in range(0,10,2):
  print( str(loop), end="" )
  if loop != 8:
    print( " , ", end="" )
else:
  print( " ←0~9まで2づつ増加してループ完了!" ) >>>
0 , 2 , 4 , 6 , 8 ←0~9まで2づつ増加してループ完了!


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