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起動

コマンド 説明
gdb 実行ファイル名

終了

コマンド 説明
quit 問い合わせがある場合「y」入力

実行

コマンド 説明
run 指定されているプログラムのデバッグを開始する
continue ブレイクポイント等で停止したプログラムの実行を再開する。ブレイクポイントで停止した場合、「continue 3」のように値を指定すると、指定した値-1回は、そのブレイクポイントで実行を停止しない
step 次の行へ実行を進める。(関数内に入る)「step 3」のように値を指定すると、指定行だけ実行を進める
next 1ステップを実行する。(関数内には入らない)「next 3」のように値を指定すると、指定行だけ実行を進める
jump 指定行、アドレスからプログラムの実行を再開する
until 行、アドレス、関数などを指定した所まで実行する

データ

コマンド 説明
whatis 式、変数の型を表示
ptype 式、変数の型定義を表示する。(構造体や列挙定数のtypedef宣言されたものも指定できる)
print 式、変数の値を表示する
set 変数に値を設定する
confirm 危険な操作実行時に問い合わせを行う
prompt デバッガでのプロンプト表示を設定
neight 1ページとして表示する行数を設定する
width 1行として表示する文字数を設定する
radix 入出力の基数を設定する。(初期値は10)入力のみ「input-radix」出力のみ「output-radix」
listsize 「list」を実行時にデフォルトで表示する行数を設定する
printf C言語のprintf関数と同じフォーマットで、式、変数を設定する
display プログラムjの実行が停止した時に、式、変数の値を表示する
undisplay dislayをキャンセルする
backtrace トレースを確認

ブレイクポイント

コマンド 説明
watch 指定変数の値が変化した時に、プログラムを停止する。
break 指定行、関数を実行時にプログラムを停止する。「*」をつけるとアドレス指定可能
break ファイル名:行数 ブレイクポイントを設置するファイル名とその行番号を指定
clear 指定行、関数、アドレスのブレイクポイントを解除する。パラメータなしの場合、すべて解除される。
delete ブレイクポイントやdisplayの指定を削除する。ブレイクポイントの番号をスペースで区切って指定
dsisable ブレイクポイントやdisplayの指定を一時的に解除する。(削除はせず、ブレイクポイントとしては残っている為、「enable」で再設定可能)
enable ブレイクポイントやdisplayの一時的解除を取り消す。「once」1回のみ一時的解除を取り消す
info breakpoints ブレイクポイントの状況を表示
info watchpoints ウォッチポイントの状況を表示

ファイル

コマンド 説明
cd ワーキングディレクトを変更する
pwd ワーキングディレクトリを表示する
file 実行するプログラムを設定する。次に「run」で実行を開始
list 指摘の関数、行のリストを表示する。(ファイル名:行、ファイル名:関数)パラメータなしの場合、前に表示した続きの10行を表示する
search 現在行以降、指定名を検索する。
reverse-search 現在行から前方向へ指定名を検索する。

状態

コマンド 説明
info プログラムの実行に関することを表示する。
show デバッガに関することを表示する。


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